対話はもっとも非効率的なコミュニケーションかもしれない
起きたことに対して「想像出来たことなのに何故対処できなかったのか」と議論になることがある。確かに反省は大事なことだが、起きなかったことは議論することもできないし想像することもできない。だから原因分析は、責任追及ではなく再発防止に努めるべきだと自分は思う。
色々な考え方があるし押しつけるつもりもないけど、うまくいかないときは自分が責任を負い、うまくいっているときはすぐに他の人を褒めるのがよいのかもしれない。対話は非効率で時間のかかる意思伝達手段かもしれないが、それぞれの価値観を小皿に載せ合って交換するくらいの議論がうまくいくと思う。
自分は常に間違っている可能性があると思う。
古代ギリシャの哲人ソクラテスは「私は何も知らない」といった。
人間には責任のバイアスがあって、相手の努力に対して自分の貢献を高く見積もることがある。それ故に不必要に不満を抱いてしまうこともあるし、比較して落ち込んでしまうこともある。また隣人の至らなさに怒りを感じてしまうこともある。
だから自分は常に間違っている可能性がある。今日の成功は周りのサポートによるものかもしれない。または自分が気付いていないミスを周りの人がフォローしてくれて未然防止してくれているかもしれない。