走るのは自分
サプリメントに頼るのは悪いのか。この半年で筋トレYOU TUBERがドーピングが原因で亡くなっている。死ぬほどに薬に頼り競い合うのどうなのかと思う。
フルマラソンを走るため補給用のサプリを買いに行った際に、北島康介さんが世界記録連発のスピード社の水着騒動に対して「泳ぐのは僕だ」と抗議したことを思い出した。
筋トレもマラソンもサプリが主人公ではない。
走るのは着ているウェアではなく自分で、飲んでいるサプリが競技をするわけでない。
たしかにBCAAのようなアミノ酸は、筋肉ダメージを防ぐ効果があるし、競技する以上飲むべきだと思っている。でも最高のサプリは、トレーニングの積み重ねで生じる自信に尽きる。
ドーピングをしない
積み重ねた書物や文献の数。書きまくったコードの数。走った距離。積んできたトレーニング。朝早く起きて勉強に励み、夜遅くまで仕事をした。
成果が出なくても見ている人はいる。群れたがるモブキャラのように流行のものを身につけ、承認されそうな場所で写真を撮影しSNSにアップする。
若さ故の過ちがあるかもしれない。年老いてもキラキラしたものが好きな人はいる。
でも人に媚び諂ったり、他人をけなして承認欲求を満たそうとする人間にはなりたくない。