自分の人生はあとどのくらい残っているか意識してみる
スマホのアプリで自分の生年月日と平均余命からあと何日生きられるか調べてみた。
現在、36歳。人生の44%は終了している。残り16,600日。
自分が1日で歩く歩数と同じだと思った。人生を1日のステップ数と考えると本当に残り僅かで思わずゾッとした。
何気なく過ごす、怠惰に時間を流す。嫌気を差して酒に溺れたり暴飲暴食する。会社の愚痴を言い、変えられないことに慣れて、変化しない選択肢を送っている。
将来の夢は、人の役に立つと漠然としているものだった。GIVE and TAKEの精神のもと、人にGIVEをする癖はあるが、今の仕事が社会の役に立っているか疑問を感じる場面も少なくない。
セネカ曰く人生は短い、1日1日を大切にする。
疲れて心を失いそうになってから、どこかおかしいと感じたら、昔を振り返ってみる。
乾いた雑巾を振り絞るような日々を送り、もはや水滴が落ちない体を酷使している。
孔子の論語で好きな言葉がある「人の己を知らざるをうれえず、人を知らざるをうれうるなり」です。 この意味は、人が自分のことを正しく理解してくれないことを思い悩んでもしかたない。 それよりも、自分が人を正しく理解していないことを心配すべきである。
特に忙しく脳に余裕がなく、欠乏状態の時は人に対して施しをすることができない。
無性にイライラしたり、自分の評価を気にしたり、周りの動きが気になったり、耳がダンボのように人の話を盗み聞きしたりする。
そんな時は大体心を失っている時だ。
私の場合、そういった欠乏状態に至った時は、自分が至らない初心者の頃を思い出すようにしている。初めて登校するとき、クラス替え、家族で見知らぬ土地を旅行する、部活で全国大会に出た時など。
いつだって挑戦したり、初心者でこれから頑張ろうという時は期待と不安の感情が溢れていたと思う。いつの間にか社会に慣れきってしまい、慢心が生まれ、調子に乗り出す。
自分は神ではないから人は裁けない。周囲の評価ばかり気にしてもしょうがないだろ。
それよりも昔を思い出して挑戦しよう、自分に残された時間はない。
ポルノに時間を費やすのはもうやめよう。